CCC（Consumer's Choice Award-Car of the Year)結果
この日、先日僕も投票したCCCの結果が発表になりました。
まずは各部門賞から。
「インポートカー・オブ・ザ・イヤー」 （一度は乗りたいオシャレなクルマ大賞） フェラーリ599
最初の部門は"一度は乗りたいオシャレなクルマ"です。
第1位はフェラーリ599（7578票）でした。
やはり「フェラーリ」の知名度は抜群らしいです。
しかし、一見安易と思える結果ですが、2位を見てみるとなかなか興味深い。
第2位はメルセデス・ベンツE320CDI。
ずばりEクラスのディーゼル車です。
得票数は7258票。1位のフェラーリ599と接戦でした。
このE320CDIの2位ってすごくないですか？
だってEクラス自体は新型とは言えず、ここ数年で見慣れたモデル。
日本の地にディーゼルを復活させようというメーカーの心意気が評価されたのでしょうか。
それとも最新のディーゼルがどんなものか乗ってみたいと思う人がたくさんいるってこと？
いずれにせよ、このCDIを評価している人の多さに驚きました。
ちなみに僕は"一度は乗りたい"を重視した結果『ヴェイロン』を選びました。
W16気筒ターボは出力1001ps！車両価格は1億7700万円！！
0〜100km/h加速は3秒！！最高速は406km/h！！！
助手席でもいいから乗りたい。
"おしゃれ"かどうかはわかりませんが。
実際に東京モーターショーで見ましたが、あんまりカッコよくないんだよな・・・。
「スポーツカー・オブ・ザ・イヤー」 （恋人と乗りたいクルマ大賞） 光岡オロチ
おおおおおろちいいいいい！
かなーり目立っちゃいますよ。
僕はブレラと迷いましたが、最終的にV8ヴァンテージを選びました。夢ですな。
「K4（ケイヨン）オブ・ザ・イヤー」
（街中スイスイ小さいクルマ大賞）
三菱アイ
この結果はド素人の僕でも予想できました。
どれもこれも似たようなスタイルの軽自動車が居並ぶ中、『アイ』は異色そのもの。キャラ濃過ぎ。
エクステリアは好き嫌いはあると思うけど誰が見ても強烈なインパクトがあるし。
中身だって「リヤミッドシップレイアウト」という絶対的な個性を持っている。
圧勝でしょう。
「RV（レクリエーショナル・ヴィークル）オブ・ザ・イヤー」
（家族で旅行に行きたいクルマ大賞）
トヨタ・エスティマ
"家族で旅行に行きたいクルマ"大賞です。
第1位はエスティマです。
広いし後部座席は快適だし。おまけにハイブリッドだってある。
でも・・・、みんなホントにそれでいいの？
他にもエントリー車いっぱいあるんだよ？
自由に選んでいいんだよ？
アウディQ7、ベンツGLクラス、ジープ・コマンダーなどなど。
ほら、カッコいい外車いっぱいあるよ！？
恋人とオロチに乗りたいのに家族と乗りたいのはエスティマ。微妙なギャップがあるなぁ。
ま、そんな僕もパジェロを選んでしまう悲しい庶民です。
「ECOカー・オブ・ザ・イヤー」 （環境にやさしいクルマ大賞） メルセデス・ベンツE320CDI
僕はこの新世紀ディーゼルと謳われるCDIがどれだけクリーンなエンジンか詳しくは知りません。
ただ、ディーゼルにやたら厳しいこの日本に持ち込むからにはかなり優秀なんでしょう。
でもね、排気量3.0リッターといえば日本の乗用車市場では十分に大排気量。
絶対的な環境性能には限界があるはず。
そういうクルマが"環境にやさしいクルマ"に選ばれてしまうのには疑問が残ります。
2位エスティマ、3位GS450h、4位MPVと2リッター以上のクルマが続いて5位にムーヴ。
素直に軽自動車を選んであげましょうよ。
「セダン・オブ・ザ・イヤー」
（お父さんに乗せたいクルマ大賞）
レクサスLS460
日本では希少種となってしまった感のあるこのジャンル。
「セダン ＝ オヤジ」感がある最近の日本クルマ事情。
そんな中"お父さんに乗せたいクルマ"No.1を獲得したのはレクサスのフラッグシップ『LS460』！（14386票）
昔、「いつかはクラウン」というフレーズがありましたが、その極みが「いつかはLS（セルシオ）」なのかもしれません。
第4位の『ブルーバード・シルフィ』（10825票）の健闘が光ります。
そして大賞は、
あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー 三菱アイ
まぁ、様々なバランスを考えると無難な結果でしょう。
個人的にはＬＳが来るかなぁと思っていたのですが。
でも、アイのキャラクターの方が投票する僕達に身近に感じるのは事実。
外見も中身も画期的な一台であることは間違いありませんし。
来年はどんなクルマが集まるのでしょうか。
GT-R、ランエボ、LSハイブリッド、
アテンザのフルモデルチェンジも来年or再来年と噂されているので、もしかしたら。
楽しみです。
