結婚式翌日-そして現実へ-

前日は2次会の後、グランドハイアットへタクシーで帰還。
未体験ゾーン晴れ舞台のせいか、気を張り続けていたらしい。
ホテルの部屋へ戻り死体のようにそのまま就寝。
朝、起きるて鏡の前へ立つとしわっしわのシャツを着たさえない男が一人。

・・・。

おぉ、オレだ。
皆にちやほやされた夢のような時間は既に終わったのだ。
さえない自分の顔で一気に現実に引き戻された気分。
現実をかみ締めながらシャワーを浴びる。
不覚にも着替えを用意していなかったので仕方なく再度しわっしわのシャツを着る。
朝食はホテル2Fのお洒落レストランで。
しわっしわのシャツ着てる客を探したがオレしかいなかった。
食後に部屋で一服するとチェックアウトの時間が。
せっかくグランドハイアットに泊まれたのに、あまり、というかほとんど満喫できなかった。
寝てシャワー浴びて飯食ってウンコして一服しただけ。
あ、ベッドの脇に置いてあったミネラルウォーター飲んだな、そういえば。
無料でミネラルウォーター飲めるなんて、さすがグランドハイアット。
なんてことでしか高級感を味わえなかった庶民派のオレ。悲しい。
azとあてんぞう（愛車の名前）に乗り込み、"夢の舞台"グランドハイアット東京をあとにした。

道中、あてんぞう（愛車の名前）の中、二人で前日の余韻に浸る。
2次会終了後、店の前でＨ師匠達に胴上げしてもらったなぁ、とか。
生まれて初めて胴上げされた。
式、披露宴、二次会の話題は尽きなかった。
そして結局、二人で思ったのは、結婚式やってよかったってこと。