花火ホテル

keiyo2006-08-13

夏休み。
今回、遠出は諦めた。




ガソリンが高いから。
オメ、150円超えてんじゃねーか!殺す気か!




渋滞もなんだかすごいみたいだし。
世のお父さん方を尊敬する。
ホントに偉いと思う。
オレはそういうの無理だ。
ということで、今年の夏は都内のホテルに泊まって過ごすことにした。




1泊だけど。




検討した結果、汐留にある「コンラッド東京」に決めた。
昼頃、あてんぞう(愛車の名前)で自宅を出発。晴天だ。
丸の内で彼女をピックアップ。
汐留、コンラッド東京へ。




到着。




地下駐車場に駐車。車を降りる。
正面にアストンが停まっていた。「ヴァンキッシュ」だ。




チラッ。




・・・・・。




あてんぞう(愛車の名前)が"おもちゃ"みたいだ。




フロントでチェックインの手続き。
カードキーを受け取り、ボーイ君と共に部屋へ。
部屋へ入るとベッドの真ん中にちょこんと置かれた「コンラッドベア」がお出迎え。



おお、外の景色が素晴らしい。
パノラマビューって感じ。
東京湾浜離宮が見える。
む、あれはレインボーブリッジかな。



そしてテーブル、ソファなどの家具がいちいちお洒落だ。
部屋の装備も充実している。
存在感のある壁掛けプラズマTV。
これは今回のお目当てのひとつ。
それにDVDプレイヤーも用意されている。
だから自宅からDVDを持って来た。
オアシスとハイヴスのDVD。
初めてプラズマで自分のDVDを観た。
画面がデカい。当たり前だが。
デカいTVの素晴らしさを実感した。
スピーカーの調子が悪いのは残念だったけど。
再び"プラズマ欲しい熱"がやって来た。ウッホウッホ。



うおっ、

壁に鳥が!
細かなセンスがニクい。



部屋に慣れたところで外へ出かけることにした。
汐留周辺を散歩。
電通本社ビル、日本テレビ本社ビル。
ふむふむ、その他のビルにも松下、富士通全日空ソフトバンクなどの本社が入っているみたいだ。
オレの何倍もの給料もらっている若造が働いてそうな小奇麗な高層ビル街。
お前ら!盆休みはなしだ!働けやああああ!おらおらー!
とすれ違うエリートサラリーマン達に声をかけていきたい。
ま、そんな勇気ないけど。っていうかそれって勇気なのか?
なんでもここら辺は都内最大規模の再開発都市なのだという。
知らなかった。
こんな世間知らずだから俺は給料安いんだろうな。
気を取り直して夕食へ。
カレッタ汐留にある「鼎泰豐(ディン タイ フォン)」で小籠包を食べた。
「つじり」で定番(らしい)の抹茶ソフトクリームも食べたかったが、満腹感と鬼のような行列を見て断念。
食後に再び汐留を散歩。





フラフラ歩いていると、岡本太郎の「明日の神話」展示ゾーンへ来ていた。
あ、この絵、こないだTVでやってた。知ってる。
アマゾンだかジャングルの僻地に置きっ放しだったやつだろ。
少し不安になりネットで調べてみるとメキシコにあったそうな。
全然、アマゾンでもジャングルでもないや。
きっとギャラリーフェイクの記憶とごっちゃになっていたんだ。
やばいな。漫画の世界と現実が交錯しちゃってる。
間近で見た感想としては、デカくて迫力があった。
うん、限りなく凡人の意見だな。




よし、今宵の合言葉は「Be TARO!」だ。
みんな爆発してしまえ。



こんなイベントをやっているためか、周辺には若き芸術家らしき人達のブースがたくさん出ていた。
習字に使うような太い筆と墨で似顔絵を描く人、爆音トランスにのりながら絵を殴り描く人、普通に自分の粘土細工みたいなのを売る人などなど。




コンラッドの部屋に戻る。
ふぅ、落ち着くなぁ。
たった数時間しか滞在していない部屋だが、既に一番落ち着く空間となっている。
オレ、図々しいな。




花火。
前日に行われるはずだった東京湾の花火大会。
正式名は「東京湾大華火祭」だそうだ。
本当はその日に泊まりたかったのだが、当然のごとく予約でいっぱいだった。
ところが、前日の荒天のため今日この日に順延となったのだ。
ラッキー以外の何者でもない。
ワインを片手に・・・。嘘。
こっそり持ち込んだ午後ティーを片手に花火を観覧。
エアコンの効いた部屋から観れるのがうれしかった。
カラフルでキレイだった。
今までに見たことがない色の花火もあった。
エメラルドグリーン。
彼女は違うと言ったが、あれはエメラルドグリーンだ。
間違いない。最後には認めさせた。
約1時間半、悠々と楽しめた。
今まで観た中で1番規模の大きな花火大会だったと思う。
そしてその花火を最高のシチュエーションで観れた。



前日の雨に感謝。
おやすみなさい。