サンフレッチェ優勝-ゼロックス杯-

keiyo2008-03-01

夕方のニュースを見て知った広島の今季初タイトル獲得の知らせ。
ウホ、すげえ。っていうかゼロックス杯って・・・。
聞いたことあるけどあまり気にしたことなかったなぁ。
本来ならJリーグ天皇杯の優勝チームが争うのですが、
今季はリーグも天皇杯も鹿島が優勝したので、天皇杯準優勝の広島が鹿島と戦うことになったそうで。
Jリーグ2位のレッズは無視みたいです。
試合はレフェリーの微妙な判定などもあったようですが、2-2のPK戦で辛くも広島勝利といった内容。
これでこれから始まるリーグ戦へのモチベーションは上がったことでしょう。
J2では常勝が義務付けられるチームだと思うので無敗優勝!狙いましょう。

公式ページより:
リーグ戦の開幕を1週間後に控え、Jリーグと天皇杯全日本サッカー選手権大会を戦い抜いて出場資格を得たチームが対決する、恒例の「ゼロックス スーパーカップ」。Jリーグのシーズン開幕を告げるこの大会、今年は、2007Jリーグと第87回天皇杯の2冠を獲得した鹿島と、同天皇杯準優勝の広島が顔を合わせ、広島が90分を終えて2−2の後、PK戦を4−3と制し初優勝を飾った。

フィナーレは実にドラマチックだった。後半の立ち上がり、鹿島が一気に2点のリードを奪うのを目にして、このような結末を予想するのは難しかったが、「1点を返すぞ、という強い意志があった」(ペトロヴィッチ監督)広島の選手たちは、それを現実にした。口火を切ったのは、6年ぶりに古巣へ復帰したFW久保。57分に交代でピッチに立つと、80分に反則を受けてPKを得る。FW佐藤からキッカーの役割を譲られた久保は、一度はやり直しとなったキックを落ち着いて成功させた。これで息を吹き返した広島は5分後、MF服部の正確なクロスを佐藤がヘディングで合わせ、ついに同点に追いついた。大会規定により延長戦は行われず、決着を委ねられたPK戦でも勝利の女神は広島に味方した。

昨季、残念ながらJ2への降格が決まった広島にとっては、J1復帰を目指す戦いに向けて、大いに士気を高める勝利といえるだろう。キャプテンの佐藤が「チームが一つにまとまり、リーグ戦の開幕につながる」と選手たちの結束を促す内容だったことを強調すれば、攻守に奮戦したDF槙野も「(今季は)厳しい戦いになるだろうが、J1王者に勝ってタイトルを取れたことは自信になる」とコメント。ペトロヴィッチ監督は「クラブの歴史に残るタイトルだと思う」と、1994年のサントリーシリーズ以来となる「優勝」という事実を高く評価した。

鹿島は勝利に向けて順調に試合を運んでいたが、終盤に落とし穴が待っていた。大会最多となる4度目の優勝を逃し、オズワルド オリヴェイラ監督は「昨年からのいい流れが途切れた」と肩を落としたが、その強さを十分にアピールしたことも事実である。後半開始から間もなくの49分にMF本山、その3分後にMF野沢が決めたミドルシュートは、それ自体も見事だったが、相手のクリア、あるいはこぼれ球といったわずかなチャンスを得点に結びつける試合巧者ぶりはさすが。技術の高さを基本にしたポゼッション、しっかりと組織された守備によって長い時間、広島に付け入る隙を与えなかった。オズワルド オリヴェイラ監督も「いいスタートが切れた」と内容には満足しており、この敗戦を教訓としてリーグ戦に生かすことだろう。

昨季のJ1リーグ戦における順位は、鹿島が1位、広島が16位。だが、一発勝負のタイトルマッチでは何が起こるか分からないという面白さ、怖さが際立った2008ゼロックス スーパーカップ。鹿島はJ1、広島はJ2と、今季の戦いの舞台は異なるが、この大会における戦いぶりを頭に刻み、両チームの今後の動向を追うのも興味深い。

ゼロックス スーパーカップ
http://www.j-league.or.jp/xscup/